雨漏り・漏水で発生するカビの正体とは?再発しない根本対策を徹底解説

雨漏りや漏水によるカビは、見た目の問題だけでなく建物の劣化や健康被害にもつながる深刻な問題です。しかし多くの方が原因を正しく理解できず、表面的な対処で再発を繰り返しています。

この記事では、雨漏りや結露によって発生するカビの本当の原因や、マンション・新築・床下といったケース別のリスクについて詳しく解説します。また、再発させないための正しい対策についても理解できます。

正しい知識を身につけることで、無駄な修繕費用を防ぎ、建物の寿命を延ばすことができます。さらに、根本的なカビ対策を知ることで安心して暮らせる環境づくりにつながります。

1. 雨漏り・漏水によるカビ発生のメカニズムとは

雨漏りや漏水が起きたあとにカビが発生するのは偶然ではありません。水分が建材内部に入り込み、乾ききらない状態が続くことで、カビにとって理想的な環境が生まれます。見た目に水が乾いていても内部には水分が残っているケースが多く、これが再発の原因になります。ここではカビ発生の仕組みを正しく理解し、根本対策につなげるための知識を解説します。

1-1. なぜ雨漏りでカビが発生するのか

雨漏りや漏水によって建物内部に水分が侵入すると、木材や石膏ボードなどの建材が水分を吸収します。これらの建材は一度水を含むと簡単には乾燥せず、内部に湿気を抱えた状態が続きます。この湿気がカビの栄養源となり、空気中に存在しているカビの胞子が付着することで繁殖が始まります。

特に問題なのは、目に見える部分ではなく「見えない内部」でカビが進行する点です。壁の裏や天井裏、床下などは通気性が悪く、湿気がこもりやすいため、カビが急速に広がる環境が整っています。表面だけを拭き取っても、内部のカビが残っていれば再び表面に現れるため、根本的な解決にはなりません。

また、現代の住宅は気密性が高いため、一度湿気が入り込むと外に逃げにくい構造になっています。その結果、長期間にわたり湿潤状態が維持され、カビの繁殖スピードが加速します。こうした背景から、雨漏りや漏水はカビ発生の大きな引き金になるのです。

1-2. カビが発生しやすい環境条件(湿度・温度・建材)

カビはどこにでも存在していますが、実際に繁殖するかどうかは環境条件によって決まります。特に重要なのが湿度・温度・栄養源の3つです。湿度が高い状態が続くと、カビは活発に増殖します。一般的に湿度が高い環境では、建材の表面だけでなく内部にも水分が保持されるため、目に見えない場所でもカビが広がります。

温度も重要な要素で、住宅内の生活環境はカビにとって非常に適した温度帯となっています。そのため、一度湿気が加わると急速に繁殖が進みやすい状況になります。さらに、木材やクロス、ホコリなどはカビの栄養源となるため、これらが揃うことでカビの増殖条件が完全に整ってしまいます。

特に注意が必要なのは、石膏ボードや断熱材です。これらは水分を吸収しやすく、乾きにくい特徴があります。そのため、内部に水分が残り続けることで、長期間にわたりカビが繁殖し続けます。見た目に異常がなくても内部で劣化が進んでいるケースも多く、発見が遅れる原因になります。

このように、雨漏りや漏水によって「湿度・温度・栄養」が揃うことで、カビは一気に広がります。だからこそ、表面的な乾燥ではなく、内部の水分状態まで確認したうえでの対策が不可欠です。

2. 雨漏りによる壁・天井のカビ症状と見分け方

雨漏りによるカビは、初期段階では気づきにくく、発見が遅れることで被害が拡大します。壁や天井に現れるサインを見逃さないことが重要ですが、見た目だけで判断するのは危険です。ここでは、カビの症状と見分け方、そして放置した場合のリスクについて詳しく解説します。

2-1. 壁に出るカビのサインと初期症状

雨漏りによるカビは、まず壁紙の変色やシミとして現れることが多いです。黒ずみや黄色っぽい跡、輪ジミのような形が見える場合は、内部に水分が残っている可能性があります。また、クロスの浮きや剥がれも重要なサインです。これは内部の湿気によって接着力が弱まり、建材が劣化している状態を示しています。

さらに、カビ特有のにおいも見逃せないポイントです。室内に入ったときにカビ臭さを感じる場合、すでに内部で繁殖が進んでいる可能性があります。見た目に異常がなくても、においがある場合は注意が必要です。

初期段階では小さな点のようなカビが発生しますが、時間が経つにつれて広範囲に広がります。この段階で適切な対処を行わないと、壁の内部までカビが侵食し、簡単には除去できなくなります。

2-2. 放置すると起こる建物と健康へのリスク

カビを放置すると、建物へのダメージは深刻になります。木材が腐食し、構造部分に影響が出ると、建物全体の耐久性が低下します。特に柱や梁などの重要な部分にカビが広がると、安全性にも関わる問題へと発展します。

また、壁の内部にカビが広がることで、見た目以上に広範囲で被害が進行します。表面だけを修復しても内部のカビが残っていれば、再び同じ場所にカビが発生するため、根本的な解決にはなりません。

健康面への影響も無視できません。カビの胞子は空気中に拡散し、呼吸とともに体内に取り込まれます。その結果、アレルギー症状や体調不良の原因になることがあります。特に小さなお子様や高齢の方がいる家庭では、影響が大きくなる傾向があります。

こうしたリスクを防ぐためには、単なる清掃ではなく、原因の特定と内部まで含めた対策が重要です。雨漏りや漏水が関係している場合は、建物の修繕とカビ除去を同時に行うことが、再発防止への近道となります。

3. マンションで増えているカビ問題の実態

近年、マンションにおけるカビ問題は年々増加傾向にあります。一見すると気密性が高く快適な住環境に思えるマンションですが、その構造や生活スタイルが原因となり、カビが発生しやすい条件が揃っています。特に雨漏りや漏水だけでなく、日常生活による湿気の蓄積も大きな要因です。ここではマンション特有のカビ問題について詳しく解説します。

3-1. マンション特有のカビ発生原因(結露・気密性)

マンションは気密性が高く、外気の影響を受けにくい構造になっています。そのため冷暖房効率は良い反面、湿気が室内にこもりやすい特徴があります。特に冬場は室内と外気の温度差により結露が発生しやすく、窓周辺や壁の内部に水分が蓄積されます。この結露が繰り返されることで、建材内部に湿気が溜まり、カビの発生につながります。

さらに、マンションでは上下左右に住戸があるため、通気性が制限されやすくなります。自然換気が十分に行われないことで、湿気が排出されず、カビの繁殖環境が維持されてしまいます。また、家具の裏やクローゼット内部など空気が動きにくい場所では、局所的に湿度が高くなり、カビが発生しやすくなります。

加えて、漏水トラブルも見逃せません。上階からの水漏れや配管の不具合によって、壁や天井の内部に水分が入り込むケースがあります。この場合、発見が遅れることが多く、気づいたときには広範囲にカビが広がっていることも少なくありません。

3-2. 管理責任とトラブル事例(オーナー・住人間)

マンションのカビ問題では、原因の特定と責任の所在が複雑になることがあります。例えば、上階からの漏水が原因で下階にカビが発生した場合、どこまでが管理責任なのかが問題になります。共用部分と専有部分の境界が曖昧なケースでは、トラブルに発展することもあります。

また、結露によるカビの場合、居住者の生活習慣が原因とされることもあります。しかし実際には、建物の構造や断熱性能が影響しているケースも多く、単純に居住者の責任とは言い切れません。こうした問題は専門的な調査を行わない限り正確な判断が難しく、誤った対応によって再発を繰り返すことになります。

さらに、表面的な補修だけで済ませてしまうと、内部のカビが残り続け、再び同じ問題が起こる可能性が高くなります。そのため、含水率の測定や真菌検査といった科学的な調査を行い、原因を明確にしたうえで対策を行うことが重要です。マンション特有の問題を正しく理解し、適切な対応を行うことが、長期的な安心につながります。

4. 新築でもカビが発生する原因とは

「新築だからカビは発生しない」と思われがちですが、実際には新築住宅でもカビ問題は発生しています。むしろ近年では、新築特有の要因によってカビが発生しやすくなっているケースもあります。ここでは、新築住宅におけるカビの原因と、その背景について詳しく解説します。

4-1. 新築住宅のカビ発生が増えている理由

新築住宅でカビが発生する背景には、建築技術の進化による気密性の向上があります。高気密・高断熱の住宅は快適性が高い一方で、湿気が内部にこもりやすくなります。適切な換気が行われない場合、室内の湿度が上昇し、カビが発生しやすい環境が作られます。

また、建築工程において使用される木材やコンクリートには水分が含まれています。施工後に十分な乾燥期間が確保されていない場合、これらの水分が建物内部に残り、カビの原因となります。特に工期が短縮される傾向にある現代では、乾燥不足のまま引き渡されるケースも見られます。

さらに、新築特有の生活環境も影響します。引っ越し後は家具の配置や生活スタイルが安定しておらず、換気が不十分になることがあります。その結果、局所的に湿気が溜まり、カビが発生するリスクが高まります。

4-2. 施工時の水分・乾燥不足が引き起こす問題

施工時の水分管理は、カビ対策において非常に重要です。木材は周囲の湿度に応じて水分を吸収・放出する性質がありますが、初期段階で過剰な水分を含んでいると、長期間にわたり内部に湿気が残ることになります。この状態が続くと、建材内部でカビが繁殖し、表面に現れる頃には広範囲に広がっていることもあります。

また、石膏ボードや断熱材も水分を保持しやすい素材です。これらが湿った状態で施工されると、壁の内部に湿気が閉じ込められ、乾燥しにくくなります。その結果、見えない場所でカビが進行し、気づいたときには大規模な対策が必要になることがあります。

このような問題を防ぐためには、施工段階での水分管理だけでなく、引き渡し後の環境管理も重要です。適切な換気や湿度管理を行うことで、カビの発生リスクを抑えることができます。しかし、すでに内部にカビが発生している場合は、表面的な対処では不十分であり、専門的な調査と処理が必要になります。

新築であっても安心せず、建物の状態を正しく把握し、必要に応じて専門的な対応を行うことが、長く快適に暮らすための重要なポイントです。

5. 床下結露とカビの関係性

床下は普段目にすることがないため、カビの発生に気づきにくい場所です。しかし実際には、住宅の中でも特にカビが発生しやすい環境が整っている場所でもあります。雨漏りや漏水とは異なり、床下では「結露」が主な原因となるケースが多く、知らないうちに深刻な状態へ進行していることも少なくありません。ここでは床下結露とカビの関係について詳しく解説します。

5-1. 床下で結露が発生する仕組み

床下で結露が発生する主な原因は、外気と床下内部の温度差です。特に季節の変わり目や湿度の高い時期には、暖かく湿った空気が床下に入り込み、冷たい基礎や地面に触れることで水滴となります。この現象が繰り返されることで、床下全体が常に湿った状態になってしまいます。

さらに、地面からの湿気も大きな要因です。防湿対策が不十分な場合、地面から水蒸気が上昇し、床下の湿度を高めます。この状態が続くことで、木材や断熱材が水分を含み、カビが繁殖しやすい環境が整います。

また、換気不足も見逃せません。床下換気口が適切に機能していない場合や、周囲の環境によって空気の流れが遮られている場合、湿気が排出されずに滞留します。その結果、結露が慢性的に発生し、カビの温床となります。

このように、床下は複数の要因が重なりやすく、一度湿気が溜まると改善が難しい場所です。そのため、定期的な点検と適切な対策が重要になります。

5-2. 見えない場所で進行するカビのリスク

床下のカビが厄介なのは、目に見えないまま進行する点です。気づいたときには、木材が腐食していたり、断熱材が劣化していたりと、建物の基礎部分にまで影響が及んでいることがあります。特に土台や柱にカビが広がると、建物全体の耐久性が低下する可能性があります。

また、床下で発生したカビの胞子は、空気の流れによって室内へと入り込むことがあります。これにより、室内の空気環境が悪化し、健康への影響が出ることも考えられます。見えない場所の問題であるため、原因が特定できず、対策が遅れるケースも少なくありません。

さらに、床下のカビは再発しやすい特徴があります。表面的に乾燥させただけでは、内部に残った水分やカビ菌が再び繁殖するため、根本的な解決にはなりません。含水率の測定などを行い、どの程度水分が残っているのかを正確に把握することが重要です。

床下は住宅の基盤となる重要な部分です。ここでカビが発生すると、建物全体に影響が広がるため、早期発見と適切な対策が不可欠です。

6. 表面処理では解決しないカビ問題の本質

カビ対策というと、目に見える部分を拭き取ったり、市販の薬剤で除去したりする方法が一般的です。しかし、これらの方法では一時的に見た目が改善するだけで、根本的な解決にはなっていないケースがほとんどです。カビ問題の本質を理解しないまま対処すると、何度も再発を繰り返すことになります。ここでは、なぜ表面処理では不十分なのかを詳しく解説します。

6-1. 市販のカビ取りでは再発する理由

市販のカビ取り剤は、主に表面に見えているカビを除去することを目的としています。そのため、壁の内部や建材の奥に入り込んだカビ菌までは完全に除去することができません。見た目がきれいになったとしても、内部に残ったカビ菌が再び繁殖し、時間が経つと同じ場所にカビが現れます。

また、強い薬剤を使用すると、建材自体を傷めてしまう可能性があります。特に木材やデリケートな素材の場合、表面が劣化しやすくなり、結果的にカビが発生しやすい環境を作ってしまうこともあります。

さらに、原因となる水分や湿気の問題が解決されていない場合、どれだけ表面をきれいにしても意味がありません。雨漏りや漏水、結露といった原因が残っている限り、カビは再び発生します。つまり、表面的な処理だけでは「根本原因」に対処できていないのです。

6-2. 「菌そのもの」へのアプローチの重要性

カビ対策で最も重要なのは、「菌そのもの」に対処することです。カビは目に見える部分だけでなく、建材の内部や空気中にも存在しています。そのため、表面だけでなく、内部までしっかりと処理する必要があります。

具体的には、建材の含水率を測定し、どの程度水分が残っているのかを把握することが重要です。さらに、真菌検査を行うことで、どの種類のカビが存在しているのかを特定し、それに適した処理を行うことが可能になります。このような科学的根拠に基づいた対策を行うことで、再発リスクを大幅に低減することができます。

また、カビ除去と同時に、原因となる環境の改善も必要です。湿気の発生源を取り除き、適切な換気や断熱対策を行うことで、カビが再び繁殖しにくい環境を作ることができます。

カビ問題は単なる清掃ではなく、建物全体の環境を見直す必要がある問題です。だからこそ、専門的な知識と技術をもとにした対策が求められます。

7. 科学的根拠に基づくカビ調査と対策方法

カビ問題を本当に解決するためには、感覚や経験だけに頼るのではなく、数値や検査に基づいた判断が重要です。見た目だけでは判断できない内部の状態を把握し、適切な処理を行うことで初めて再発を防ぐことができます。ここでは、科学的な調査方法とそれに基づく対策について詳しく解説します。

7-1. 含水率測定と真菌検査の重要性

カビの発生には水分が大きく関わっているため、建材にどれだけ水分が含まれているかを把握することが重要です。含水率測定を行うことで、見た目では乾いているように見える場所でも、内部にどれだけ水分が残っているかを数値で確認できます。この数値が高い状態では、カビが再発するリスクが非常に高くなります。

また、真菌検査を行うことで、どの種類のカビが存在しているのかを特定することができます。カビにはさまざまな種類があり、それぞれ性質や繁殖条件が異なります。そのため、種類に応じた適切な処理を行うことが、効果的な対策につながります。

これらの調査を行わずに対処してしまうと、原因が特定できないまま表面的な処理に終わってしまい、再発を繰り返す可能性が高くなります。数値とデータに基づいた判断こそが、確実なカビ対策の第一歩です。

7-2. 再発防止まで考えた除カビの考え方

カビ対策は「除去して終わり」ではありません。重要なのは、その後も再発しない環境を作ることです。そのためには、カビを除去するだけでなく、原因となる水分や湿気をコントロールする必要があります。

まず、内部に浸透したカビ菌をしっかりと除去することが大切です。表面だけでなく、建材の奥まで処理を行うことで、再発のリスクを大きく下げることができます。そのうえで、防カビ処理を施し、カビが再び繁殖しにくい状態を維持します。

さらに、建物の環境改善も欠かせません。換気の見直しや断熱性能の向上、漏水箇所の修繕などを行うことで、カビが発生しにくい環境を整えることができます。

このように、調査・除去・予防の3つをバランスよく行うことが、長期的に安心できるカビ対策につながります。

8. 雨漏り・漏水が原因のカビ対策とリフォームの必要性

雨漏りや漏水が原因で発生したカビは、単なる清掃や除去だけでは解決できません。根本原因である水の侵入を止めると同時に、建材の状態を回復させる必要があります。そのためには、カビ除去とリフォームを一体として考えることが重要です。ここでは、具体的な対策とリフォームの必要性について解説します。

8-1. 原因箇所の特定と修繕の重要性

カビ対策の第一歩は、原因となる雨漏りや漏水箇所を特定することです。原因が不明確なまま対処してしまうと、再び水分が侵入し、カビが再発してしまいます。屋根や外壁、配管など、あらゆる可能性を考慮しながら調査を行うことが重要です。

特に注意が必要なのは、複数の要因が重なっているケースです。例えば、わずかな雨漏りと結露が同時に発生している場合、それぞれに対処しなければ問題は解決しません。

原因が特定できたら、適切な修繕を行う必要があります。防水処理やシーリングの補修、配管の修理などを行い、水の侵入を確実に防ぐことが重要です。この工程を怠ると、どれだけカビを除去しても再発を防ぐことはできません。

8-2. カビ除去と同時に行うべきリフォーム内容

カビが発生した建材は、内部まで劣化している可能性があります。そのため、必要に応じて建材の交換や補修を行うことが重要です。例えば、石膏ボードや断熱材が湿気を含んでいる場合、そのまま使用し続けると再びカビが発生するリスクがあります。

また、リフォームを行う際には、再発防止を考えた設計が求められます。通気性を確保するための工夫や、湿気がこもりにくい構造への改善などが有効です。さらに、断熱性能を見直すことで結露の発生を抑え、カビのリスクを低減することができます。

カビ除去とリフォームを別々に考えるのではなく、一体として行うことで、より効果的な対策が可能になります。建物の状態を総合的に判断し、最適な方法で改善することが、長く安心して暮らすためのポイントです。

9. 建物別(戸建・マンション・ビル)で異なる対策ポイント

カビ対策は建物の種類によって大きく異なります。戸建住宅・マンション・ビルでは構造や使用環境が違うため、同じ方法では十分な効果が得られない場合があります。それぞれの特徴を理解し、適切な対策を行うことが重要です。ここでは建物別に異なるカビリスクと対策について詳しく解説します。

9-1. 建物構造ごとのカビリスク

戸建住宅では、床下や屋根裏といった空間が広く、湿気が溜まりやすい傾向があります。特に木造住宅では、木材が水分を吸収しやすいため、雨漏りや結露の影響を受けやすくなります。また、地面からの湿気が床下に影響を与え、気づかないうちにカビが進行しているケースも多く見られます。

マンションの場合は、気密性の高さがカビリスクにつながります。外気との通気が制限されることで、室内の湿気がこもりやすくなり、結露によるカビが発生しやすくなります。さらに、上下階や隣接住戸からの影響も受けるため、自分の部屋だけの問題ではないケースもあります。

ビルや商業施設では、空調設備の影響が大きくなります。冷暖房による温度差や、ダクト内部の結露などが原因でカビが発生することがあります。また、人の出入りが多く、湿気や汚れが持ち込まれることで、カビの繁殖環境が整いやすくなります。

このように、建物ごとにカビの発生要因は異なるため、それぞれに適した対策が必要です。

9-2. 最適な対策方法の違い

戸建住宅では、床下や屋根裏の換気改善が重要になります。湿気がこもらないように通気を確保し、必要に応じて防湿対策を行うことで、カビの発生を抑えることができます。また、雨漏りの早期発見と修繕も重要なポイントです。

マンションでは、室内の湿度管理が中心となります。換気を意識的に行い、結露が発生しやすい場所には断熱対策を施すことが効果的です。また、漏水トラブルに対しては、管理会社や関係者と連携しながら適切に対応する必要があります。

ビルや施設では、空調設備の定期的な点検と清掃が欠かせません。ダクト内部の結露対策や、湿度管理を徹底することで、カビの発生リスクを低減できます。さらに、広範囲にわたる場合は専門的な調査と処理が必要になります。

建物の特性に応じた対策を行うことで、カビの再発を防ぎ、長期的な維持管理につなげることができます。

10. カビを再発させないための予防と日常対策

カビ対策において最も重要なのは「再発させないこと」です。一度カビを除去しても、環境が変わらなければ再び発生してしまいます。日常生活の中でできる対策と、専門的な対応のタイミングを理解することで、長く快適な住環境を維持することができます。

10-1. 日常でできる湿気対策

日常生活の中でできるカビ対策として、まず重要なのが換気です。室内の空気を定期的に入れ替えることで、湿気を外に逃がし、カビの発生を抑えることができます。特に浴室やキッチンなど水を使う場所では、使用後の換気を徹底することが大切です。

また、家具の配置にも注意が必要です。壁に密着させすぎると空気の流れが悪くなり、湿気がこもりやすくなります。少し隙間を空けることで、通気性を確保することができます。

さらに、結露対策も重要です。窓や壁に水滴がついた場合は、こまめに拭き取ることで、建材への水分の浸透を防ぐことができます。断熱シートの活用なども有効な方法です。

これらの対策を継続的に行うことで、カビが発生しにくい環境を維持することができます。

10-2. プロに依頼すべきタイミング

日常対策だけでは対応しきれない場合もあります。例えば、カビが広範囲に広がっている場合や、何度も再発を繰り返している場合は、専門的な対応が必要です。特に、壁の内部や床下など見えない場所で発生している場合は、一般的な方法では完全に除去することができません。

また、雨漏りや漏水が関係している場合は、原因の特定と修繕が不可欠です。これを放置すると、カビだけでなく建物全体の劣化につながります。

専門業者による調査では、含水率測定や真菌検査などを行い、原因を明確にしたうえで最適な対策を提案することが可能です。これにより、再発リスクを抑え、長期的な安心を得ることができます。

カビは早期対応が重要です。違和感を感じた段階で適切な対処を行うことが、被害を最小限に抑えるポイントになります。

カビ取り・カビ対策はカビバスターズ大阪

雨漏りや漏水によるカビ被害は、見た目だけの問題ではなく建物の内部に深く影響を及ぼします。表面的な処理では再発を繰り返し、結果として建物の劣化や住環境の悪化につながります。だからこそ重要なのは、「原因の特定」と「根拠に基づいた対策」です。

カビバスターズ大阪は、株式会社タイコウ建装の専門チームとして、カビ除去とリフォームを一括で対応できる点が大きな強みです。一般的にはカビ除去と修繕工事は別々の業者に依頼するケースが多く、その分原因のズレや施工の不一致が起こりやすくなります。しかし弊社では、調査から除カビ、さらに原状回復やリノベーションまで一貫して対応することで、無駄のない確実な施工を実現しています。

特に漏水事故によるカビ被害においては、見た目の判断だけで施工を行うことはありません。含水率測定検査を実施し、建材内部にどれだけ水分が残っているかを数値で把握します。さらに真菌検査を行い、発生しているカビの種類や状態を科学的に分析します。これらのエビデンスに基づき、お見積や報告書を作成したうえで施工を行うため、再発リスクを最小限に抑えた対策が可能です。

カビ除去においては、独自技術であるMIST工法®を採用しています。この工法は、こすったり削ったりすることなく、霧状の専用剤を浸透させることでカビの菌そのものを分解・除去します。素材を傷めず、木材やデリケートな建材にも対応できるため、戸建住宅からマンション、ビル、さらには社寺仏閣まで幅広い建物に対応しています。また、除カビ後には防カビ処理を施し、長期間にわたって再発を防ぐ環境を整えます。

さらに、株式会社タイコウ建装のリフォーム事業として、漏水による原状回復工事はもちろん、間取り変更や全面リニューアルなどのリノベーションにも対応しています。単なる修繕にとどまらず、建物の価値を高めるご提案が可能です。カビ問題をきっかけに、より快適で安心できる住環境へと改善するサポートを行っています。

カビは「見えない部分」で進行し、「再発しやすい」という特性を持っています。そのため、経験や感覚だけに頼るのではなく、調査・分析・施工を一体化した対応が不可欠です。カビバスターズ大阪では、建物の状態を正確に把握し、最適な方法で問題を解決へ導きます。

雨漏りや漏水によるカビでお悩みの方、何度も再発して困っている方は、ぜひ一度ご相談ください。根拠に基づいた確実な対策と、リフォームまで含めたトータルサポートで、大切な建物と暮らしを守ります。

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年間3000件の実績がある我々カビバスターズはカビ取りのプロとして様々なカビの問題を解決してきました。カビは原因を追求し適切な処置をしないと必ず再発してしまいます。弊社独自の工法では素材を痛めず根こそぎカビ取りが可能です。カビでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。

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