新築1年でLDKの床に黒いカビが発生!真菌検査とリフォームで根本解決する方法

新築1年目なのに「LDKの床が黒くなってきた…」と不安を抱えていませんか?見た目以上に深刻なカビの原因は水分・含水率・構造内部に潜む真菌で、放置すると建材劣化や健康リスクにつながる可能性があります。

この記事を読むと、黒カビが発生する仕組みや真菌検査の意味、床全体の解体が本当に必要かどうか、そして建材を傷めず再発を防ぐ対策まで、専門家目線で分かりやすく理解できます。

最終的に、正しい原因特定・最適な対処法・将来の再発防止まで実践できるようになり、対策に迷っていた状態から安心して暮らせる住まいづくりへ進むことができます。

1. 新築1年なのにLDKの床に黒いカビが発生する原因とは?

新築住宅で暮らし始めてまだ1年しか経っていないのに、リビング・ダイニング・キッチン(LDK)のフローリングに黒いカビが発生してしまうと、多くの方が驚きと不安を感じます。新築住宅だからこそ「設計や施工に問題があるのでは?」と心配になるのは当然です。しかし、実際には新築住宅でもカビが発生する条件が揃ってしまえば、フローリング表面や下地材に黒カビが繁殖してしまうことは珍しいことではありません。ここでは、黒カビが発生する代表的な原因を専門的な視点から深掘りし、なぜ新築住宅でもカビ問題が起きるのかを分かりやすく解説します。特に、含水率や湿気のコントロール、結露の発生条件、そして建物構造がどのように影響するのかを丁寧に説明し、これから対策を考えるうえで必要な基礎知識をお伝えしていきます。

1.1 新築住宅でカビが出る仕組みとフローリングの弱点

新築住宅のフローリングに黒カビが発生する大きな要因として、湿気が適切に排出されず建材が高い含水率になってしまうことが挙げられます。木質フローリングは湿度や水分に敏感で、一般的に含水率が20%を超えてしまうとカビが繁殖しやすいとされています。新築時には、建築施工中に雨水が侵入したり、建材自体の含水率が高いまま施工されていたりするケースもあります。特に梅雨時や冬場の結露が発生する季節には、室内の湿気がフローリング下地に溜まりやすくなり、表面には見えなくても下地材や空間内部でカビが繁殖してしまうことがあるのです。

また、新築当初は住宅内部の湿度調整が安定しないこともあります。建設資材の水分放出や、建物内部の空気循環が整うまで時間がかかるため、暮らし始めてから数ヶ月は湿度が高めに推移しがちです。それに加えて、キッチンでの料理やお風呂の利用による水蒸気がLDK空間に広がると、窓や冷たい外壁面で結露が発生しやすくなり、そこからカビ繁殖の第一歩が始まってしまうことがあります。

1.2 水分・結露・含水率がカビを呼ぶメカニズム

カビは水分と温度がそろった環境で急速に増殖します。特に黒カビは湿度80%以上、温度20℃~30℃前後の環境を好むため、室内の空気が適切に循環していない場合や結露が発生している箇所には格好の繁殖場所となります。フローリング材そのものは通気性がある素材ですが、その下の合板や下地材に結露水が溜まると、木材内部の含水率が高くなり、素材内部でカビが進行してしまいます。

新築住宅では、施工時の養生不足や下地処理が十分でないと、施工直後から水分が入り込みやすい状態になってしまうこともあります。また、住宅設計時の換気計画が不十分だと、バスルームやキッチンからの湿気が効果的に排出できず、フローリング周辺に湿気が溜まりやすくなります。特にLDKは家族が長時間過ごす空間であり、調理や生活活動によって発生する水蒸気が多く、窓際や壁際に結露が起こりやすくなるのです。

このように、水分・結露・含水率が複合的に影響し合うことで、真新しいフローリングでも黒カビが発生してしまうケースは決して珍しくありません。だからこそ、単なる「表面の汚れ」として扱うのではなく、建材内部の湿気管理や構造的な要因を見極める専門的な検査が必要になります。後段で詳しく説明する真菌検査や含水率測定は、まさにこの「見えない部分」を可視化し、最適な対策につなげるための重要なステップです。

2. 黒いカビの正体を知る〜真菌検査の重要性〜

新築1年という比較的短い期間で、LDKの床フローリングに黒いカビが発生した場合、多くの方は「なぜこんなに早くカビが出るのか」「施工不良なのではないか」と強い不安を感じます。特に新築住宅は「清潔で安心」というイメージがあるため、黒カビを見つけた瞬間に精神的なショックを受ける方も少なくありません。しかし、実際の現場では新築・築浅住宅でのカビ相談は年々増加しており、その多くが原因不明のまま表面処理だけを繰り返してしまい、結果的に再発を招いているという共通点を持っています。

黒いカビの問題を本当に解決するためには、「見えている黒い汚れを落とす」という発想から一度離れ、その正体が何なのか、どこから発生し、どこまで広がっているのかを科学的に把握する必要があります。そのために欠かせないのが真菌検査です。真菌検査は、感覚や経験だけに頼らず、エビデンスに基づいて除カビ方針を決定するための重要な工程であり、不要な床解体や過剰工事を防ぐための判断材料にもなります。

2.1 真菌検査で分かること(種類・生態・侵食度)

真菌検査とは、床材表面や床下、下地材、場合によっては室内空気中からカビ菌を採取し、どのような真菌が存在しているのかを調べる検査です。一般の方が目にする「黒カビ」という表現は、実際には非常に曖昧で、複数の真菌をまとめて呼んでいるケースがほとんどです。黒く見えるからといって、すべてが同じ性質を持つわけではなく、繁殖スピード、建材への侵食性、再発リスク、健康への影響度は菌の種類によって大きく異なります。

真菌検査を行うことで、現在発生しているカビが「表面付着型」なのか、それとも「内部侵入型」なのかを判断できます。表面付着型であれば、比較的浅い層に菌が存在しているため、適切な除カビ処理と環境改善で再発を防げる可能性があります。一方、内部侵入型の場合は、フローリング材の裏側や合板、根太、場合によっては床下構造材にまで菌糸が伸びていることもあり、見た目以上に深刻な状態になっていることがあります。

さらに真菌検査では、菌の活動性も重要なポイントになります。すでに死滅している菌なのか、現在も活発に増殖している菌なのかによって、施工の内容や範囲は大きく変わります。見た目が同じ黒ずみであっても、活動性の高い菌が存在している場合は、短期間で再発するリスクが非常に高く、表面的な清掃や簡易的な処理では根本解決にはなりません。このような判断は、目視や経験則だけでは難しく、真菌検査によって初めて明確になります。

2.2 検査結果によって変わる対処法の選び方

真菌検査の最大の目的は、「最適な対処法を選ぶこと」にあります。床に黒カビが発生したからといって、必ずしも床全体を解体する必要があるとは限りません。しかし、検査を行わずに判断してしまうと、安全側に倒して過剰な解体工事を選択してしまう、もしくは逆に軽視して不十分な対処で終わらせてしまうという両極端な結果になりがちです。

例えば、真菌検査の結果、菌の侵食がフローリング表面から下地の一部にとどまっており、含水率も改善可能な範囲であれば、建材を活かしたまま除カビ施工を行い、その後に再発防止処理を施すという選択肢が現実的になります。この場合、床全体を解体する必要はなく、費用面・工期面・生活への影響を最小限に抑えながら問題解決が可能です。

一方で、検査結果によっては、過去の漏水や長期間の結露によって構造材まで菌が深く侵入していることが判明するケースもあります。この場合は、部分的な解体や原状回復工事を含めた対応が必要になることもありますが、重要なのは「どこまでが本当に必要な範囲なのか」を明確にできる点です。真菌検査を行わずに解体工事を進めてしまうと、必要以上に範囲を広げてしまい、結果的にコストも工期も大きくなってしまいます。

また、真菌検査は施主様にとっての安心材料にもなります。「なぜこの工事が必要なのか」「なぜ床を残せるのか、またはなぜ解体が必要なのか」を数値や結果として説明できるため、納得感を持って工事に進むことができます。新築住宅という大切な資産を守るうえで、感覚的な判断ではなく、根拠に基づいた意思決定ができることは非常に大きなメリットです。

このように、真菌検査は単なる調査ではなく、無駄な工事を防ぎ、再発まで見据えた最適解を導くための出発点となります。新築1年でLDK床に黒いカビが発生した場合こそ、安易な自己判断や表面処理に頼らず、まずは真菌検査を行い、状況を正しく把握することが、住まいと家族の安心を守る第一歩になります。

3. 床下や構造体内部のカビリスクを見逃さない調査法

フローリングの表面に黒いカビが発生している場合、その多くは単なる表面の汚れではなく、建材内部の湿気や真菌の活動が原因となっていることがほとんどです。特に新築住宅であれば、見た目が新しくても床下や下地内部に湿気が溜まりやすい条件が隠れていることがあります。その結果、つい目を向けがちな表層のカビ除去だけでは対処できず、奥深くでカビ菌が繁殖したままになってしまうケースが増えているのです。

ここでは、見えない部分のカビリスクを正確に把握し、適切な対処につなげるための調査方法について解説します。特に、新築住宅のフローリング内部や床下空間にどのようなリスクが潜んでいるのか、そして専門的な調査で何が分かるのかを丁寧に整理します。

3.1 含水率測定と内部調査で見えない部分までチェック

カビの発生には「水分」が不可欠です。表面の黒カビしか見えていなくても、実際には下地材や構造材内部の含水率が高くなっていることが原因である場合が多く、これを調べるのが 含水率測定 です。

含水率測定とは、木材や合板などの建材がどれだけの水分を含んでいるかを数値で把握する調査です。一般的に木質建材の含水率が20%を超えると、カビが発生しやすい環境になると言われています。新築住宅でも、施工時の水分残留、結露、施工直後の乾燥不足などにより、一部の場所で含水率が重要なレベルまで達してしまうことがあるのです。

専門機器を使ってフローリング表面だけでなく、下地材や床下の構造材まで含水率を測定することで、どの範囲に過剰な水分があるのかを正確に把握できます。これにより、単なる表面カビ処理で済むのか、建材内部まで乾燥対策や修繕が必要なのかが判断できます。含水率測定は数値化できるため、根拠に基づいた対策計画の立案につながる非常に重要な工程です。

また、含水率測定と同時に行うべき調査が、床下空間や壁体内部の湿気状況です。新築でも施工時に床下換気が十分でなかったり、屋外からの湿気が侵入する構造になっていると、内部が高湿状態になり、目に見えない場所でカビ菌が増殖していることがあります。このような状況を放置すると、フローリングだけでなく構造体そのものの劣化につながるため注意が必要です。

3.2 表面のカビだけでなく根・胞子まで確認する理由

表面の黒い汚れを落としても、 カビの根や胞子が内部に残っている限り、再発リスクは非常に高いまま です。目で見える汚れだけを取り除いて満足してしまうと、数週間〜数ヶ月後に再び黒カビが発生してしまうことがよくあります。

カビは根を広げて菌糸を建材内部に伸ばし、胞子として空気中に散布されるため、表面だけ取り除いても本当の原因を絶つことにはなりません。カビが繁殖している状態というのは、「菌が活発に活動している環境」が成立しているということです。特に木質建材の場合、表層だけでなく下地や土台、場合によっては床下の根太・大引きなどの構造材にまで菌糸が入り込んでいるケースもあります。

そのため、専門的な除カビ施工では、単に表面を拭き取るだけではなく、建材内部まで処理することが重要です。真菌検査と含水率測定の結果を踏まえ、どこまで菌が浸透しているのかを確認し、内部の菌糸や胞子まで確実に除去することで、初めて再発リスクを抑えることができます。

また、内部の菌の活動状況が分かれば、適切な乾燥方法や抗菌処理などの処置も選択できます。例えば、表面は乾燥しているように見えても内部が湿った状態であれば、建材内部に湿気が留まり、そこに菌が活動している可能性があります。このような状況を見逃さないためにも、内部調査と真菌検査を組み合わせることが必須です。

表面だけを見て判断すると、適切な処置が後回しになり、結果として再発や長期的な住環境悪化につながります。専門的な調査を行うことで、見えないリスクを明らかにし、最善の対策につなげることができます。これが、一般的な掃除や薬剤散布では解決できない「カビ問題の本質」です。

4. 床全体を解体する必要は本当にあるのか?

黒カビがフローリング全体に発生していると、「床全体を解体して再施工するべき」という判断に傾く方も多くいらっしゃいます。確かに、カビが広範囲に見えると非常に不安になりますし、「根本からやり直した方が安心」という気持ちになるのは自然な反応です。しかし、床全体を解体するのは最後の手段であり、必ずしも最初に選ぶべき方法ではありません

ここでは、床解体が本当に必要なケースと、解体しないで対処できるケースを比較しながら、建材や費用、住環境への影響も含めて詳しく解説します。最終的に大切なのは、「最適な範囲で、最小限の負担で解決すること」です。

4.1 解体が必要になるケース・不要なケース

まず、床全体の解体が必要になる明確なケースとしては、以下のような状況が挙げられます:

  • 構造材まで真菌が侵入している場合
    真菌検査や含水率測定の結果、フローリング下地や根太・大引きなどの構造材にまで菌糸が深く侵入している場合は、単に表面処理だけでは解決になりません。このような状態は、湿気や水漏れが長期間続いた結果として起こることが多く、建物の安全性にも関わる可能性があります。

  • 建材の変形・腐朽が進行している場合
    長期間にわたり高い含水率が続くと、木材の強度が低下し、変形や腐朽が発生します。このような場合、建材自体の機能が損なわれているため、解体して交換する必要があります。

  • 構造的な欠陥が確認された場合
    新築時の施工不良や設計上の問題によって、床下換気や湿気対策に欠陥がある場合、根本的な対策として解体を伴う補修工事が必要になることもあります。

一方で、床全体を解体しなくても十分に対応できるケースとしては以下が挙げられます:

  • 真菌の侵食が表層〜下地の一部にとどまっている場合
    真菌検査の結果、菌密度が限定的であり、内部構造材に深く入り込んでいないと判断できる場合、表面除カビ処理 + 再発防止処置 + 乾燥対策で十分対応できます。この場合は床材を残しながらも安全な対処が可能です。

  • 含水率が改善できる範囲内である場合
    含水率測定を行い、数値的に改善可能な状態であれば、乾燥処理と抗菌処理で建材内部の環境を改善し、再発リスクを抑えることができます。

つまり、ひとくちに「黒いカビが出ている」と言っても、その深刻度や状態はケースバイケースなのです。解体をするべきかどうかは、必ず調査結果をもとに判断する必要があり、それを抜きにした直感的な判断は非常に危険です。

4.2 解体せずに対処できる方法の考え方(続き)

代表的な方法として、MIST工法® という特殊技術があります。これは、素材を削ったりこすったりせず、建材を傷つけることなく内部のカビ菌そのものを分解・死滅させる技術で、表面的な処理では実現できない「根から除去」を可能にしています。除去後は、素材に残った微細な菌や湿気に再びカビが発生しないよう、防カビ剤による再発防止処理もセットで行うため、再発のリスクを限りなく低減できるのが特長です。

さらに、MIST工法®では除去に使う薬剤も人体や建材に優しい安全性の高い専用剤を使用しており、住宅に住んだまま施工を行うことができるというメリットもあります。これは小さなお子様や高齢者、ペットのいるご家庭でも安心して依頼できる大きなポイントです。

床解体を避けながらも、確実に菌を除去し、再発まで視野に入れた施工を希望するならば、こうした高度な専門技術を持つ業者へ相談することが最も合理的な選択肢となります。大切なのは、「黒カビが出た=床全解体」という短絡的な思考ではなく、どこに・どれだけの菌が存在しているのかを見極めてから、最も適した対処法を選ぶという冷静な判断です。

5. MIST工法®によるカビ除去とは?他社工法との違い

カビが発生した際、多くの方がまず行うのは市販のカビ取り剤や消毒用アルコールなどによる簡易的な拭き取り処理でしょう。軽度なカビであれば一時的に見た目は改善するかもしれません。しかし、その処置では内部に残ったカビ菌が活動を再開し、数週間〜数ヶ月で元通り、あるいはより広範囲にカビが再発してしまうケースがほとんどです。

このような問題を根本から解決するために開発されたのが、**「MIST工法®」**という独自技術です。ここでは、MIST工法®の仕組みとその強み、そして一般的な他社工法との決定的な違いについて詳しく解説します。

5.1 表面処理ではなく“菌そのもの”にアプローチする技術

MIST工法®の最大の特長は、「カビの根まで分解・除去」できる点にあります。一般的なカビ除去は、漂白剤や強アルカリ剤を使って見た目の黒ずみを漂白するに過ぎず、建材内部に残った菌糸や胞子までは除去できません。そのため、カビが活動を再開すればすぐに再発してしまうのです。

一方、MIST工法®では、カビの繁殖状況や建材の材質に応じて専用に調整された除カビ剤を用い、菌体そのものを化学分解・死滅させます。この工程では、「見えない根」まで届くようなミスト状の薬剤を使い、建材にしみ込むように処理するため、表面処理では届かない深層の菌にも効果を発揮します。

また、こすらない・削らない処理を徹底しているため、木材や床材・壁材などデリケートな建材を傷めることなく除カビが可能です。これにより、床の解体を避けつつも菌を除去できるという、従来の常識を覆す方法として多くの現場で採用されています。

5.2 建材を傷めず再発まで考えた除カビ法

カビ対策で非常に重要なのが「再発防止」です。一度カビを除去しても、同じような環境が続けば再び発生してしまいます。MIST工法®では、除カビ処理を終えたあとに抗菌・防カビ処理をセットで実施します。この防カビ処理は、即効性・持続性・安全性を兼ね備えており、カビの胞子が再び付着しても増殖しないように素材表面にバリアを形成する役割を果たします。

さらに、空間内に浮遊するカビ胞子にもアプローチできるように設計されており、天井や壁、床下など空気の流れに沿って広がるリスクを包括的に抑制します。これにより、住まい全体として再発リスクのない安全な空間が実現されるのです。

他社の多くが、表面漂白や薬剤塗布による“見た目改善”にとどまるのに対し、MIST工法®は菌の存在そのものを科学的に検査・処理・予防するという点で圧倒的な差別化が図られています。とくに新築や築浅住宅で「できるだけ解体せずに対処したい」「元の美観を損ないたくない」「再発の心配をなくしたい」といったニーズに応えられる唯一の手法といえるでしょう。

6. 再発を防ぐための根本対策とリフォーム対応例

カビ除去が完了したあと、多くの方が安心してしまいがちですが、実は「その後の対策」が最も重要です。なぜなら、カビが一度発生した環境には、同じような原因が残っていることが多く、原因を取り除かない限り再発のリスクは常に残るからです。

特に新築住宅でのカビ発生は、「新しいのになぜ…」という感覚から、根本原因の特定や改善を後回しにしてしまい、結果として同じ場所・同じ条件で再発するケースが後を絶ちません。ここでは、再発防止のために必要な環境改善の考え方と、リフォームと一体化した対応例について詳しく解説します。

6.1 再発防止のポイント(換気・断熱・湿気対策)

カビの再発を防ぐには、カビが発生しやすい環境を根本から見直す必要があります。基本的にカビは「湿度」「温度」「栄養(有機物)」の3要素が揃ったときに活発に増殖します。このうち特に重要なのが湿度のコントロールです。例えば、室内の相対湿度が70%を超えると、カビ菌は活発に成長します。

LDKのような生活の中心空間では、キッチンでの調理や加湿器の使用、洗濯物の室内干しなどにより、局所的に湿度が高くなることがあります。また、床下の通気性が悪い、断熱が不十分で結露が発生しやすいなどの環境では、目に見えない箇所で湿度が溜まり、建材内部の含水率が高くなることで、カビの温床となってしまうのです。

これらを防ぐには、以下のような環境改善策が有効です:

  • 床下の断熱改修:外気との温度差で結露が生じないように断熱材を追加・交換。

  • 基礎換気の見直し:通風口の増設、または機械換気の導入により空気の循環を改善。

  • 室内の換気設備強化:24時間換気システムの点検・強化、レンジフードや換気扇の性能アップ。

これらの対策を講じることで、湿気が滞留しにくくなり、カビの発生条件を根本から取り除くことができます。

6.2 漏水修理・床断熱・下地補修を含めたワンストップリフォーム

カビの除去だけでなく、その発生原因となった構造的な問題や建材の劣化を同時に解決することが、住まいの価値と安心を守るためには欠かせません。ここで強みとなるのが、MIST工法®に加えてリフォームまで一貫して対応できる体制です。

例えば、カビが発生した原因が「床下の結露」と判明した場合、床のカビ除去と並行して以下のようなリフォームを同時に実施することができます:

  • 床下断熱材の敷設または交換

  • 換気口の増設または機械換気システムの導入

  • 床下の調湿材敷設や防湿フィルム施工

  • 傷んだフローリング・下地材の補修または部分交換

これらを別々の業者に依頼してしまうと、調整や工程管理に手間がかかる上、責任の所在も曖昧になりがちです。しかし、カビ除去と建築施工を両立して行える専門業者であれば、原因特定から対策、施工、予防までを一気通貫で任せることができるため、無駄がなくスムーズです。

カビ除去のための調査段階で建物全体の状態を診断し、その場でリフォームの提案もできる体制は、まさに「カビ+建築」のプロでなければ実現できません。このように、ワンストップで根本改善までを行う体制こそが再発を防ぐ最大の武器となるのです。

7. 実際の施工事例:新築1年のLDKでカビが消えたケース

ここでは実際に弊社が対応した、新築1年目の戸建住宅における黒カビ事例を紹介します。この事例では、LDKのフローリングに黒カビが広がり、「床全体を剥がさなければならないのでは」とお客様が不安を抱えていた案件でした。しかし、MIST工法®とエビデンスに基づいた判断によって、解体を最小限に抑え、カビの根絶と再発防止を同時に実現しました。

7.1 含水率測定と真菌検査から原因特定

現場調査の結果、フローリングの特定エリアに黒カビが目視でき、踏むとわずかに軋み音が発生。赤外線カメラで調査したところ、床下の一部に冷気が溜まり結露の疑いがありました。

次に行ったのが、含水率測定と真菌検査です。含水率は一部の下地材で25%を超えており、明らかにカビが発生しやすい環境。真菌検査ではクラドスポリウム属(黒カビの一種)の高密度な存在が確認されました。

これにより、表面処理だけでは再発リスクが高く、内部までのアプローチが必要と判断しました。

7.2 床全体を残しつつ再発防止まで実現した施工

お客様のご希望は「なるべく床を壊したくない」というものでした。そこで、床材の状態を精査した上で、問題エリアのみを部分解体し、その他はMIST工法®による内部への霧状薬剤浸透処理を実施。さらに、床下に防湿フィルムを敷設し、湿気の侵入を防止。加えて、換気口の増設により空気の流れを改善しました。

施工後の再測定では含水率が正常値に下がり、真菌も不検出。施工から2年経過後の点検でも再発は確認されておらず、お客様にも「安心して暮らせるようになった」と高い評価をいただいています。

このように、原因の見極めと的確な施工、そしてお客様の希望に寄り添った対応が、住まいを守る本質的なカビ対策です。

8. カビ対策でよくある質問(FAQ)

カビに関する問題は非常に身近でありながら、その原因や正しい対処法については誤解や不確かな情報が多く存在します。特に、カビが発生したときの第一対応や、専門業者に依頼すべきかどうかの判断は、多くの方が迷うポイントです。ここでは、お客様からよく寄せられる質問に対して、プロの視点から明確かつ丁寧にお答えします。

8.1 床の黒カビを放置するとどうなる?

「見た目は悪いけれど、体に害がなければ掃除して済ませよう」と考えて黒カビを放置する方もいます。しかし、これは非常に危険な判断です。黒カビは見た目の不快感だけでなく、以下のような深刻なリスクを引き起こします:

  • 健康被害:黒カビ(クラドスポリウムやアルテルナリアなど)は、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、皮膚炎、目のかゆみなどを引き起こすことがあります。特に免疫力が低い子どもや高齢者にとっては深刻な健康リスクです。

  • 建材の劣化・腐食:黒カビは木材内部に菌糸を伸ばし、素材を分解して栄養源にします。これが進行すると、構造材の強度低下や床鳴り、床沈みの原因となり、放置することで建物の寿命を縮めてしまいます。

  • 資産価値の低下:不動産としての価値も、カビが確認されている住宅は敬遠されがちです。将来的に売却や賃貸を考えている場合、カビの存在は大きなマイナス要因になります。

このように、黒カビを放置することは、住まいと健康、資産のすべてに対してリスクをもたらします。だからこそ、早期の対応が非常に重要です。

8.2 真菌検査だけでも依頼できる?

はい、真菌検査だけのご依頼も可能です。実際に多くのお客様が「まずは現状を知りたい」という目的で真菌検査を希望されます。

真菌検査を行うメリットは以下の通りです:

  • 見た目だけでは判断できない菌の種類や活動性が分かる

  • 建材内部まで侵食しているかどうかが明確になる

  • 今後の除去・再発防止対策の方針が立てられる

  • 必要な範囲の施工だけを行うことで無駄なコストを削減できる

また、弊社では真菌検査だけでなく、含水率測定や赤外線調査など、複数の調査メニューを用意しており、カビ問題の全体像を把握することができます。検査結果はレポート形式でご報告し、必要であれば後日除去工事やリフォームのお見積もりも対応可能です。

検査だけでも、今後の安心材料になりますので、まずはお気軽にご相談いただくことをおすすめします。

9. カビによる健康リスクと住まいの価値低下を防ぐ

カビは単なる衛生面の問題だけでなく、私たちの健康や生活環境、そして資産価値にまで深刻な影響を与える存在です。ここでは、特に黒カビによる人体への影響と、住まい全体の資産価値低下リスクについて詳しく解説します。

9.1 黒カビが人体や室内環境にもたらす影響

黒カビの代表的な種類である「クラドスポリウム」「アルテルナリア」は、私たちが日常生活の中で吸い込んでしまうことで、以下のような症状を引き起こすことがあります:

  • アレルギー性鼻炎:くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が慢性的に続く。

  • 気管支喘息:カビの胞子が気道に入り込み、咳・呼吸困難などの発作を引き起こす。

  • 皮膚疾患:カビに接触した皮膚にかゆみ、かぶれ、湿疹が出ることがある。

  • 眼精不良:空中浮遊する胞子が目に入ることで、かゆみや炎症を引き起こす。

特に注意が必要なのは、免疫力の低い小さなお子様や高齢者、アレルギー体質の方です。これらの方々にとっては、黒カビが原因で日常生活に支障が出ることもあり、長期間放置することは絶対に避けるべきです。

また、カビが原因で健康被害が出た場合、医療費がかかるだけでなく、精神的なストレスや生活の質の低下にもつながります。

9.2 早期発見・早期対策の資産価値を守る効果

黒カビを放置した場合、健康リスクだけでなく、住まいの資産価値にも悪影響を及ぼします。以下のような事態が発生する可能性があります:

  • フローリングの張替えや構造材の交換など大規模リフォームが必要になる

  • 住宅検査(インスペクション)で問題が見つかり、売却価格が下がる

  • 買い手・借り手が付きにくくなる(心理的瑕疵)

一方で、早期に真菌検査を行い、最小限の対処で済ませることができれば、建材の維持やリフォーム費用の節約につながり、結果的に資産価値を守ることができます。これはマンションや戸建てを将来的に売却・賃貸に出したいと考えている方にとっても、大きなメリットです。

10. プロに任せるメリットと正しい業者選びのポイント

カビの発生に気づいたとき、「まずは自分で掃除してみよう」「市販のカビ取り剤で対応しよう」と考える方が多いかもしれません。しかし、前述の通りカビ問題の多くは建材内部や見えない構造部分にまで広がっていることがあり、自己流の対処では根本解決にはなりません。ここでは、カビ除去をプロに依頼するメリットと、信頼できる業者の選び方について解説します。

10.1 カビ除去業者の選び方(保証・検査・工法)

信頼できるカビ除去業者を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしましょう:

  • 事前の現場調査・検査をしっかり行っているか
    真菌検査・含水率測定など、科学的な根拠に基づいた調査を行う業者は信頼性が高いです。

  • 除去だけでなく、再発防止策まで対応しているか
    表面の除去だけで済ませる業者ではなく、防カビ処理・通気改善など環境改善まで対応できる業者を選びましょう。

  • 保証制度が整っているか
    再発時の対応保証があるか、どの程度の範囲で保証してくれるかを確認しましょう。

  • リフォームや建築の知識があるか
    カビ除去と同時に床材交換や構造補強などの施工も必要になる場合が多いため、建築知識がある業者が望ましいです。

10.2 カビバスターズが提供する安心・安全な施工

私たち「カビバスターズ」は、カビ除去専門業者としての高い技術力と、建築・リフォームをワンストップで対応できる体制を持っています。MIST工法®をはじめとする独自の除カビ技術に加え、検査・施工・再発防止策までトータルでご提案が可能です。

  • 人体・建材に優しい安全性の高い専用剤を使用

  • 素材を傷めず、解体を最小限に抑える施工

  • 再発防止のための防カビ処理や環境改善もセットで対応

  • 住んだままでも安心して施工できる安全設計

  • 建築士やリフォーム職人が在籍し、補修・復旧まで一括対応

黒カビ問題を単なる「掃除」で済ませるのではなく、根本から除去し、再発を防ぎ、住まいの価値を守る施工をお求めの方は、ぜひプロの私たちにご相談ください。

カビ取り・カビ対策・リフォームは「カビバスターズ大阪」および「カビ取リフォーム名古屋/東京」へ

新築住宅や築浅物件でも発生する黒カビ問題。見た目の汚れだけでなく、構造内部にまで菌が入り込み、建材を劣化させてしまうリスクがあるため、早期の対応と正確な診断が不可欠です。

「カビバスターズ大阪」および「カビ取リフォーム名古屋/東京」を運営する株式会社タイコウ建装は、カビ除去とリフォームを一括で対応可能な数少ない専門企業です。私たちはカビを「汚れ」ではなく「建築的問題」と捉え、含水率測定や真菌検査などの専門調査を実施した上で、科学的なエビデンスに基づいた最適な除去・修繕方法をご提案しています。

カビ除去においては、建材を傷つけず菌そのものを根本から分解・死滅させる独自技術MIST工法®を採用。除菌後は、長期間効果が続く防カビ処理を実施し、再発リスクを大幅に軽減します。さらに、除カビ後に必要な床の張り替え・断熱改修・下地補修・間取り変更などのリフォーム工事も、社内の建築士・職人が直接対応。住宅・マンション・ビル・社寺仏閣まで、あらゆる建物に対応可能です。

また、工務店・ハウスメーカー・建築会社からの依頼も多数受けており、法人・個人問わず幅広いニーズに応えてまいりました。カビに関する根本的な原因を明確にし、建物の機能と美観を同時に回復させる技術と体制こそが、カビ除去+リフォームをワンストップで行える弊社の最大の強みです。

「カビを繰り返さない」「見た目だけでなく、構造から健全に直す」ことを本気で考えるなら、表面的な処理ではなく根本的な対策と建築的な復旧まで一体で行える私たちにぜひご相談ください。

カビバスターズ大阪・カビ取リフォーム名古屋/東京は、カビ問題の真因を見極め、住まいの価値を守り抜きます。住宅の安全と安心を守るパートナーとして、私たちが全力でサポートいたします。

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年間3000件の実績がある我々カビバスターズはカビ取りのプロとして様々なカビの問題を解決してきました。カビは原因を追求し適切な処置をしないと必ず再発してしまいます。弊社独自の工法では素材を痛めず根こそぎカビ取りが可能です。カビでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。

カビバスターズ大阪
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