カビ臭が消えない真実！高気密高断熱住宅でカビが増える本当の原因とは？

1. カビ臭が取れない本当の原因とは？高気密高断熱住宅で起きる湿気問題

高気密高断熱住宅は、省エネルギー性能が高く、快適な室内環境を維持できる住宅として人気を集めています。しかし、実際に住んでみると「なんとなく部屋がカビ臭い」「掃除しても臭いが消えない」といった声が多く寄せられているのも事実です。このカビ臭の原因は、目に見えない場所でカビが発生していることにあります。そして、この見えないカビの発生は、高気密高断熱という住宅性能が大きく影響しています。

従来の住宅と比較すると、高気密高断熱住宅は外気の出入りを最小限に抑える構造をしており、室内の空気は基本的に換気システムで管理されます。その結果、温度や湿度が一定に保たれやすくなる一方で、空気の自然な流れが妨げられ、湿気が室内や壁内部に滞留しやすくなるのです。特に冬場は、室内と外気との温度差が大きくなることで壁内結露が発生しやすくなり、それがカビの原因となります。

また、現代の住宅では生活に伴う水蒸気の発生量が増加しています。料理、入浴、洗濯、さらには人の呼吸によっても水蒸気は発生します。これらの水蒸気が十分に排出されず、建材に吸収されたり、断熱材の裏側などに滞留することで、湿気が逃げにくい状態が続きます。特に見落とされがちなのが「壁の中」や「床下」、「天井裏」といった場所で、これらは目視では確認できないため、知らぬ間にカビが発生・繁殖してしまうのです。

さらに問題なのは、カビそのものよりも「カビが発する揮発性有機化合物（MVOC）」が室内に充満することです。このMVOCがカビ臭の正体であり、通常の消臭剤や芳香剤では全く効果がありません。表面を掃除して一時的に臭いが弱まっても、カビの根が残っていれば再び臭いが戻ってくるのはそのためです。つまり、根本的な原因に対処しない限り、カビ臭の完全な除去は不可能なのです。

私たちカビバスターズでは、こうした見えない部分のカビまで徹底的に調査し、含水率測定や真菌検査を通して、臭いの元を科学的に特定します。その上で、MIST工法®を用いた素材を傷めないカビ除去を行い、さらに再発防止の処理まで一貫して対応しています。次章では、こうした高気密高断熱住宅でなぜカビが増えやすいのか、そのメカニズムについて詳しく解説します。

2. 高気密高断熱住宅でカビが増える“仕組み”

高気密高断熱住宅が快適な住環境を提供する一方で、なぜカビのリスクが高まってしまうのか。この問題は住宅の構造的特徴と、湿度管理の難しさにあります。まず、高気密とは「家の隙間を極限まで少なくする」ことであり、高断熱とは「外気温の影響を受けにくくする」ことを指します。この2つが揃うことで、外気の侵入を防ぎ、冷暖房の効率を大幅に高めることができる一方、室内に発生した湿気が逃げにくい構造となります。

住宅内の湿気は、意外にも多くの要因から発生します。たとえば、一日三食の調理では大量の蒸気が発生し、入浴や洗濯でもかなりの水分が空気中に放出されます。人間1人の呼吸や汗でも1日あたりおよそ1リットルの水分が空気中に放たれるといわれています。家族全員の生活活動によって発生したこの水蒸気が、十分に換気されないと、壁の内部や天井裏、床下に入り込み、やがて建材内部に吸収されます。

特に注目すべきは「壁体内結露」です。これは、室内の暖かく湿った空気が壁内に侵入し、外気との温度差で冷やされることによって壁の中で水滴が発生する現象です。この結露がカビの発生源となり、断熱材や木材が湿った状態で放置されると、見えないところでカビがどんどん繁殖していきます。表面的には何の異常もないように見えるため、発見が遅れ、問題が深刻化するのです。

また、高気密高断熱住宅では「計画換気」に依存した換気システムが採用されており、自然な通気がほとんど期待できません。この換気が不十分だと、湿気が家の中にこもり、常に湿度が高い状態が続くことになります。湿度が60％以上、温度が20℃以上という条件がそろうと、カビは一気に繁殖スピードを増します。まさに高気密高断熱住宅は、快適さを追求した結果、カビにとっても快適な環境を生み出してしまっているのです。

このような構造的な問題は、見た目だけでは判断がつかないため、住人が異変に気付いたときにはすでに深刻な状態になっていることも少なくありません。私たちカビバスターズでは、目に見えない湿気や結露の状況を科学的に可視化し、含水率測定や空気中のカビ検査を通じて、住宅の健康状態を正確に診断します。次の章では、こうしたカビに対して「なぜ一般的な対策では不十分なのか？」について具体的に解説します。

3. 一般的な対策が効かないワケ

多くの方が、カビ臭を感じたときにまず試すのが、市販の消臭スプレーや除菌剤、あるいは空気清浄機などの一般的な対策です。しかし、これらの方法では一時的に臭いが和らぐことはあっても、数日後には再び同じような臭いが戻ってくる経験をされた方も多いのではないでしょうか。これは、そもそもカビの臭いの原因に直接アプローチできていないからです。

カビの臭いは、表面にあるカビだけでなく、建材の内部で繁殖しているカビから発せられるMVOC（揮発性有機化合物）によるものです。これらは空気中に揮発して漂うため、消臭スプレーなどでは臭いの発生源に届かず、根本的な解決には至りません。また、表面に見えるカビをこすって落とすだけでは、その下に根を張っている菌糸までは除去できず、数日～数週間後には再発する可能性が高くなります。

さらに問題なのが、「除菌剤を使った掃除」が逆効果になるケースです。例えば塩素系漂白剤は強力な除菌力を持っていますが、素材を傷めやすく、また蒸発後に再びカビが発生する可能性が高まります。なぜなら、カビは「湿気」と「栄養」があればどこでも再繁殖するため、根本的な環境改善がなされていない限り、再発は避けられないのです。

また、空気清浄機も空中に浮遊している胞子を多少は取り除くことができますが、カビそのものやその原因となっている湿気、壁内結露には全く効果がありません。つまり、どれも「症状」にアプローチしているだけで、「原因」には触れていないのです。

このように、一般的なカビ対策はあくまでも応急処置であり、根本原因を断ち切るためには専門的な調査と処置が必要です。私たちカビバスターズでは、含水率測定によって建材の水分量を把握し、真菌検査で菌の種類を特定。MIST工法®を使って素材を傷めずに菌を分解・除去し、さらに再発防止まで一貫対応します。次章では、高気密高断熱住宅におけるカビ臭が健康に与える影響について詳しくお話しします。

4. 高気密高断熱住宅のカビ臭が健康に与える影響

カビ臭はただの「嫌なにおい」ではなく、住まう人々の健康に直接的な悪影響を与えることがあります。とくに高気密高断熱住宅では、空気の流れが少なく、カビが発生している空間に長時間さらされやすくなるため、そのリスクが非常に高いのです。実際に、弊社へ寄せられるご相談の中には、「最近体調が優れない」「子どもが咳をしやすくなった」「目がかゆい、のどが痛い」など、症状が明確に表れているケースも少なくありません。カビによる健康被害は多岐にわたり、単なる不快感では済まされない問題なのです。

まず、カビが発する揮発性有機化合物（MVOC）は、空気中に拡散しやすく、人の鼻や喉の粘膜を刺激します。これにより、咳、鼻水、くしゃみ、目のかゆみといったアレルギー症状を引き起こすことがあります。特に小さなお子様や高齢者、喘息やアレルギー体質の方にとっては、カビ臭のする空間に長時間いるだけでも、体調不良を引き起こす可能性があります。また、長期間にわたってカビの胞子やMVOCにさらされると、慢性的な気管支炎や皮膚炎、頭痛や倦怠感などが現れることもあります。

さらに問題なのが、カビによって引き起こされる「シックハウス症候群」です。これは室内空気中の化学物質やカビ、ダニなどが原因で体調不良を訴える症候群であり、高気密高断熱住宅の普及とともに増加傾向にあります。特に壁の中や床下など、目に見えない場所に潜むカビの影響は深刻で、表面に見えるカビを除去しただけではシックハウスの根本解決にはなりません。

また、カビは空気中に微細な胞子を放出します。この胞子は肉眼では見えず、呼吸とともに体内に吸い込まれてしまいます。カビの種類によっては「マイコトキシン」と呼ばれるカビ毒を生成するものもあり、これが人体に入ることで中毒症状や免疫力の低下を引き起こす危険性も指摘されています。これは単なる生活の質の低下ではなく、住環境が人の健康を蝕む深刻な事態へとつながるリスクをはらんでいるのです。

カビ臭を感じるということは、すでに空間内にカビの存在が確認されているようなものです。そのため、消臭剤などでごまかすのではなく、臭いの発生源を正確に特定し、根本的な除去を行うことが必要不可欠です。私たちカビバスターズでは、臭いの原因となっているカビの種類や発生場所を徹底調査し、素材を傷つけずに確実に除去する独自のMIST工法®で対応いたします。次章では、その第一ステップである「プロが行うべき調査方法」について詳しく解説していきます。

5. プロが最初に行うべき調査とは？

カビ臭が取れない住宅に対して、私たちカビバスターズが最初に行うのは「原因の特定」です。なぜなら、どれだけ強力なカビ除去剤や施工法を使っても、原因が特定できていなければ的外れな対処になりかねないからです。見た目には何も問題がない住宅でも、内部の湿気や建材の含水率、そして空気中に漂う真菌（カビの一種）の量は大きく異なり、臭いの原因やカビの再発リスクを抱えているケースが多々あります。

私たちがまず行うのは「含水率測定」です。これは、建材（木材、壁材、断熱材など）がどれだけ水分を含んでいるかを専用の測定機器を用いて数値化するもので、目視では確認できない湿気の存在を明らかにします。含水率が高い場所は、カビの発生源である可能性が非常に高く、特に20％を超える数値が出た場合はすぐに対応が必要となります。測定は床、壁、天井とあらゆる部位で行い、湿気の偏在を確認します。

次に行うのが「真菌検査」です。これは空気中または素材の表面からサンプルを採取し、カビの種類や濃度を顕微鏡や培養によって確認する方法です。真菌の種類によって、対処方法や必要な施工手順が異なるため、この検査結果は非常に重要です。たとえば、アスペルギルス属やペニシリウム属などの一般的なカビであれば比較的短時間での施工が可能ですが、トリコデルマ属のように根が深く繁殖力の強いカビであれば、より徹底した処置が求められます。

これらの調査を通じて、単に「臭いがするから消す」ではなく、「どこに、なぜ、どのようにカビが存在するのか？」を科学的に明らかにし、的確な施工計画を立てることが可能になります。さらに、施工前に現状を数値で把握しておくことで、施工後のビフォーアフターが明確になり、お客様にも安心していただけるのです。

このように、私たちのカビ対策は単なる表面処理ではなく、根拠に基づいた調査に始まります。次章では、こうして原因を特定した後、どのように「素材を傷めずに菌そのものにアプローチ」するのか、具体的な施工法について詳しくご紹介します。

6. 根本改善！換気・湿度コントロールの実践ポイント

カビ臭を取り除き、再発を防ぐためには、カビの除去だけではなく「なぜカビが発生したのか」という原因に目を向ける必要があります。高気密高断熱住宅では、湿気が室内に滞留しやすい構造上、しっかりとした「換気」と「湿度管理」が重要です。これを怠ると、どれだけカビを除去しても再発を繰り返す可能性が高くなります。ここでは、プロの視点で実践できる湿気と換気の対策方法を詳しくご紹介します。

まず、基本中の基本である「24時間換気システム」の活用です。現在の住宅には、建築基準法により24時間換気システムの設置が義務付けられていますが、実際には「音がうるさいから」「電気代が気になるから」という理由で、使用を止めてしまう方も少なくありません。これは非常に危険な行為です。高気密住宅では自然換気が期待できないため、機械換気を止めると湿気や空気中の汚染物質が滞留し、カビの温床になってしまいます。まずは換気システムを常時稼働させ、空気の流れを保つことが最優先です。

しかし、24時間換気だけでは空気がうまく循環しないこともあります。特に、風通しの悪いクローゼットや収納、北側の部屋などは空気の流れが滞りがちです。こうした空間には、サーキュレーターや小型の換気扇を使って「強制的に空気を動かす」ことが効果的です。また、ドアの下に通気口を設けたり、室内ドアを少し開けたままにするなどして、空気の流れを妨げない工夫も大切です。

湿度管理もカビ対策において欠かせません。湿度計を部屋ごとに設置し、常に室内の湿度を把握する習慣をつけましょう。理想的な湿度は40～60％であり、これを超えるとカビが繁殖しやすくなります。湿度が高いときは除湿機やエアコンの除湿機能を使い、逆に冬場に湿度が下がりすぎると静電気やウイルスのリスクが高まるため、バランスの取れた湿度調整が重要です。

特に注意したいのが「見えない湿気」です。壁の中、床下、天井裏などの隠れた部分には、目に見えない湿気が長期間滞留しがちです。こうした場所の湿気を取り除くには、定期的な点検や含水率測定が必要です。私たちカビバスターズでは、これらの部位に対して専門機器を使い、数値に基づいた湿度管理のアドバイスを行っています。

また、加湿器の使い方にも注意が必要です。冬場の乾燥対策として加湿器を使用する家庭も多いですが、使いすぎると湿気が過剰になり、壁や窓に結露が発生しやすくなります。とくに加湿器の近くに断熱が不十分な場所があると、結露によってカビが発生する原因となります。加湿器を使う際は、部屋全体の湿度を意識しながら、必要最低限の加湿にとどめましょう。

このように、換気と湿度のコントロールは、カビの予防・再発防止の鍵となります。住宅の性能が高くなった今こそ、それに見合った住まい方を意識することが求められています。次章では、実際に私たちプロが行っている「カビ除去の処置方法」について、より専門的な視点からご紹介します。

7. カビ除去のプロがやるべき処置とは？

カビを根本から取り除くためには、単に表面のカビを拭き取るだけではなく、「菌そのもの」に直接アプローチする必要があります。これが私たちカビバスターズが実践している、科学的根拠に基づいたカビ除去の考え方です。特に高気密高断熱住宅では、建材にカビの菌糸が深く入り込んでいるケースが多く、表面的な洗浄や消毒では再発を防ぐことができません。ここでは、私たちが行っているプロフェッショナルなカビ処置の手順と、その特長をご紹介します。

まず私たちが行うのは、対象範囲に応じたMIST工法®による専用の薬剤散布です。MIST工法®とは、素材に優しい成分で構成された独自開発の除カビ剤を霧状に噴霧し、カビの根にまで浸透させて分解・除去する技術です。市販の除カビ剤や漂白剤とは異なり、素材を傷めることなく、木材や壁紙、断熱材に対しても安全に使用することができます。霧状にすることで粒子が細かくなり、空気中や素材の隙間に深く入り込んでいくため、カビの根を残さず除去できるのです。

また、MIST工法®では除菌だけでなく、仕上げに「防カビ処理」も行います。この防カビ処理は、除去した直後の綺麗な状態を長期間維持するために不可欠であり、空気中に浮遊するカビ胞子の再付着を防ぐ役割を持っています。弊社が使用する防カビ剤は即効性と持続性を兼ね備えており、素材に影響を与えない安全性も確認済みです。とくに、小さなお子様や高齢者がいるご家庭、医療施設や保育施設などでも安心して施工できる仕様になっています。

カビ除去においてもう一つ重要なのが、「施工環境の管理」です。カビの胞子は施工中にも空気中に拡散するため、施工エリアを完全に隔離し、空気の流れをコントロールすることが求められます。弊社では専用の養生やHEPAフィルター付きの業務用空気清浄機を導入し、施工中も常に空間内の空気をクリーンな状態に保ちながら作業を進めます。これにより、施工後の空気環境も安心して過ごせる状態に整えることが可能です。

さらに、施工後には再度の含水率測定や空気中の真菌濃度を確認し、数値でビフォーアフターをお客様にご報告します。これにより、ただ「きれいになった」という見た目だけでなく、科学的な根拠に基づいた施工の効果を確認することができます。

カビ除去は見た目を美しくすることが目的ではありません。住まいを健やかに保ち、住人の健康を守るための「生活インフラの維持」に他なりません。だからこそ、プロフェッショナルな処置が求められるのです。次章では、こうしたカビ除去のあとに重要となる「再発を防ぐための予防対策」について解説します。

8. 再発を防ぐ効果的な対策まとめ

カビの除去が完了しても、そこで終わりではありません。むしろ、カビ臭やカビの発生を再び防ぐためには、「その後の対策」が非常に重要です。特に高気密高断熱住宅のような湿気がこもりやすい構造では、適切な再発防止措置を講じなければ、数か月後に同じ場所にカビが再発してしまうケースも少なくありません。ここでは、弊社が実際に行っているカビ除去後の持続的な対策について詳しく解説します。

まず、私たちカビバスターズが行うのは「防カビ処理」です。これは、カビ除去後の清浄な状態を長期間維持するために、専用の防カビ剤を素材表面に塗布または噴霧する工程です。弊社が採用するMIST防カビ処理は、除菌効果・即効性・持続性の3点を兼ね備えており、素材への安全性も高いため、住宅や寺社仏閣、医療施設などさまざまな環境で使用されています。カビが発生しやすい条件がそろった環境であっても、この防カビ処理によって再発のリスクを大幅に減らすことが可能です。

また、施工エリアの空気環境を整えることも重要です。室内にカビが存在する場合、空気中には無数のカビ胞子が漂っています。施工後に防カビ剤を使用することで、これらの胞子が再度素材に付着するのを防ぐと同時に、空中の浮遊菌にもアプローチします。とくにMIST工法®では、除カビ・防カビを一連の流れで処置することで、表面だけでなく素材内部や空気環境そのものまで改善することができます。

加えて、長期的なカビ予防のためには「住まい方の改善」も不可欠です。たとえば、家具の背面と壁の間に数センチの隙間を空ける、定期的に窓を開けて空気を入れ替える、除湿器を活用して湿度を一定に保つといった習慣が、カビの再発リスクを大きく軽減します。また、洗濯物を室内干しする際には換気を強化する、浴室の換気扇は入浴後もしばらく稼働させるといった工夫も効果的です。

防カビ処理の効果を最大限に引き出すためには、こうした日常の湿気管理と併せた運用が不可欠です。私たちカビバスターズでは、施工後のお客様に対して、住宅の構造やライフスタイルに応じた湿気対策のアドバイスも行っており、再発のない快適な空間づくりをトータルでサポートしています。

住宅は一度建てれば終わりではなく、住み続ける限りメンテナンスが必要です。特に湿気やカビに関するトラブルは、早期発見・早期対応が肝心です。次章では、実際に多く寄せられる質問をもとに、読者が抱えるカビ臭や対策に関する疑問に答えていきます。

9. よくある質問（FAQ）

住宅のカビ臭に関する悩みや不安は多岐にわたります。ここでは、カビバスターズに実際に寄せられる質問の中から、特に多いものをピックアップし、それぞれに専門家の視点からわかりやすくお答えします。これにより、読者の皆様が今抱えている疑問を少しでも解消できるように構成しています。

Q1. カビ臭が気になるが、どこから発生しているのかわからない場合は？

A. まず、家の中で湿気がこもりやすい場所を確認してみましょう。北側の部屋、押入れ、床下、天井裏、窓周辺などは、カビが好む環境が整っていることが多いです。とはいえ、目に見えない場所で発生しているケースが大半ですので、専門業者による調査が必要です。弊社では、含水率測定や真菌検査を通して、見えないカビの発生源を科学的に特定することが可能です。

Q2. 自分でできるカビ対策にはどんな方法がありますか？

A. 日常的なカビ対策としては、以下のようなポイントが有効です。
・湿度を40～60％に保つ（湿度計で常時チェック）
・家具は壁から少し離して配置する
・結露した部分はすぐに拭き取る
・換気扇を毎日使用する
・室内干しはできるだけ避け、する場合は除湿機を併用する
ただし、これらはあくまでも予防レベルの対応です。すでに臭いが発生している場合は、内部でカビが繁殖している可能性が高いため、プロの診断を受けることをおすすめします。

Q3. カビ除去の費用はどのくらいかかりますか？

A. カビの除去費用は、発生範囲や施工内容によって大きく異なります。例えば、壁面の一部だけであれば数万円程度で済むケースもありますが、壁内部や床下、天井裏など広範囲に及ぶ場合は、十数万円〜数十万円になることもあります。弊社では無料相談と事前調査を行い、状態に応じた最適な施工プランとお見積りをご提案しています。

Q4. カビの再発が心配なのですが、防止できますか？

A. 再発防止には、適切な除去とアフターケアの両方が必要です。弊社のMIST工法®では、素材を傷めずにカビを根から除去したうえで、防カビ処理を行います。さらに、湿気管理や換気のアドバイスも併せて行うため、再発リスクを最小限に抑えることができます。

次章では、これまで解説してきたカビ臭の原因・対策・再発防止のすべてを踏まえ、カビバスターズに相談すべきタイミングと、対応の流れについてご紹介します。最後まで読んでくださった方にとって、最適な一歩が踏み出せる内容をお届けします。

10. カビバスターズに相談すべきケースとは？

高気密高断熱住宅でカビ臭が取れない、または何度掃除してもカビが再発する…そんな悩みを抱えている方は決して少なくありません。「まだ本格的な被害ではないから様子を見よう」と考えているうちに、建材が劣化し、健康被害にまで及ぶケースもあるため、早期の専門相談が重要です。では、具体的にどのようなケースでカビバスターズへの相談が必要なのでしょうか。ここでは実際に多くのお客様がご依頼された事例を交えながら、判断基準を明確にお伝えします。

まず最初に挙げられるのが、「カビ臭がいつまでも取れない」場合です。市販の消臭剤や芳香剤を使ってもすぐに臭いが戻ってくる、特定の部屋に入るとムワッとした臭いがある、時間が経つにつれて臭いが強くなってきた…このような現象がある場合、壁内部や床下、断熱材などにカビが発生している可能性が極めて高いです。これは、表面的な汚れではなく「建物内部の空気環境が汚染されているサイン」であり、自力での対処には限界があります。

次に多いのが、「見た目には異常がないのに体調不良が続く」ケースです。頭痛や倦怠感、咳、鼻水、目のかゆみなどが慢性的に続いている、または家にいると体調が悪くなると感じる場合は、空気中にカビの胞子やMVOC（揮発性有機化合物）が充満している可能性があります。これらは目には見えず、空気中に広がっているため、生活しているだけで吸い込んでしまうことになります。とくに免疫力の低いお子様や高齢者、アレルギー体質の方がいるご家庭では、健康被害が出る前にプロによる調査と対策が必要です。

また、「リフォームやリノベーションを予定している方」も注意が必要です。一見きれいに見える壁や床も、実は内部でカビが進行していることがあります。このままリフォームをして新しい内装で覆ってしまうと、カビの発生源を閉じ込めてしまい、後々になって新しい内装材がカビ臭を放ったり、カビの成長を助けてしまうこともあるのです。私たちカビ取リフォーム名古屋/東京では、リフォームと同時にカビ調査・除去を行うことで、根本から問題を解決する「ワンストップ対応」が可能です。

さらに、「過去にカビ対策をしたが、また再発してしまった」ケースも非常に多くご相談を受けています。これは、表面的な処置や市販薬剤での対応では、カビの根が残ってしまい、時間が経つと再び広がってくるためです。弊社のMIST工法®は、カビの菌糸を分解して根から除去するため、再発率が非常に低く、多くのお客様に高い評価をいただいております。

カビバスターズへのご相談は、「臭いが気になる」「カビが見える」「体調が気になる」といった段階でも問題ありません。むしろ、深刻化する前にご連絡いただくことで、施工範囲を最小限に抑え、費用や時間の負担も少なく済むことが多いのです。ご相談から施工完了までの流れは非常にシンプルで、以下のようなステップで進めていきます。

1. 【無料相談】
   お電話またはWebからお問い合わせいただき、現在のお悩みや状況をヒアリングします。

2. 【現地調査】
   含水率測定・真菌検査・視診を通じて、カビの発生状況を科学的に診断します。

3. 【お見積りとご提案】
   調査結果に基づき、最適な除カビ・防カビ施工プランをご提案。ご納得いただけるまで丁寧に説明いたします。

4. 【施工】
   MIST工法®による施工を実施。空気中のカビ胞子にも対応し、建材を傷めることなく安全に処理します。

5. 【アフターフォロー】
   施工後も再発防止のアドバイスや、必要に応じて再検査・再施工のご提案も行います。

すべての工程において、私たちは「根拠に基づいたカビ対策」と「建材を傷めない施工」、「生活環境の改善」を徹底し、安心して暮らせる住まいをお客様にお届けしています。カビ臭が取れない、原因がわからない、健康被害が心配…そう感じたときこそ、ぜひ一度カビバスターズにご相談ください。