根太掛けにカビ発生!?見えない床下の危険サインと対策方法

根太掛けにカビ発生!?見えない床下の危険サインと対策方法はカビバスターズ大阪

根太掛けにカビが生えると聞いても、床下の構造部分のため見逃されがちです。しかし、このカビは住宅の劣化を引き起こす静かな脅威でもあります。
この記事では、根太掛けにカビが発生する原因や確認方法、除去の手段、再発を防ぐための対策まで詳しく解説します。
読むことで、見えない床下から始まるトラブルを未然に防ぎ、住まいを長く快適に保つ知識が身につきます。

1. 根太掛けに発生するカビの正体とは?

床下の構造材である根太掛けにカビが発生するという現象は、あまり知られていないかもしれません。しかし実際には、湿気がこもりやすいこの場所はカビの温床になりやすく、早期発見と対処が必要な重要箇所です。カビの存在は木材の強度低下を招き、住宅全体の安全性にも関わる問題へとつながります。まずは、なぜ根太掛けにカビが発生するのか、どのように見つけられるのかを知ることが大切です。

1-1. カビが発生しやすい部位としての根太掛け

根太掛けとは、床を支える「根太」という木材を受け止める構造部材で、土台や大引きに取り付けられることが多い部分です。この部材は床下の空間に位置しているため、通気が悪く湿気がこもりやすい環境にあります。さらに、断熱材や床材との隙間に湿気が滞留することもあり、湿度が高くなるとカビが非常に発生しやすくなります。カビは湿度70%以上、温度20~30度の環境で活発に繁殖するため、条件が揃いやすい床下は絶好の繁殖場所となるのです。見えない場所で進行するため、気づいたときには広範囲に広がっていることも珍しくありません。

1-2. 見た目では分かりづらいカビの特徴

根太掛けに発生するカビは、黒、緑、白、時には灰色など多様な色をしていますが、表面に薄く広がるように付着しているため、埃や汚れと間違われることがあります。また、表面だけでなく内部にも広がっているケースがあり、目に見える部分だけを掃除しても根本的な解決にはなりません。特に乾燥している時期はカビの活動が一時的に弱まるため、発見が遅れる原因にもなります。木材の表面にシミのような変色が見られたり、カビ臭が漂ったりする場合は、すでに繁殖が進んでいる可能性が高く、早急な対処が求められます。

2. なぜ根太掛けにカビが発生するのか?

根太掛けにカビが発生する原因は、単純な汚れではなく、建物の構造や環境に由来する深刻な問題です。特に床下は、外気との温度差や湿気がたまりやすい環境であるため、カビの発生要因が複合的に重なりやすくなっています。カビを根本から防ぐには、その発生メカニズムを理解し、原因を断つことが大切です。

2-1. 湿気・結露・通気不良が原因

根太掛けにカビが生える最大の原因は「湿気」です。床下空間は日光が当たらず、風通しも悪いため、湿度が高くなりやすい環境です。梅雨や台風シーズンなど、外部からの水分が地面から上昇しやすくなる時期には、さらに湿気がこもりやすくなります。加えて、断熱材や気密性の高い住宅構造が通気性を妨げてしまい、空気の流れが滞ることで結露が発生します。この結露水が根太掛けに付着し、湿った状態が続くことでカビが繁殖しやすくなるのです。

2-2. 雨漏りや外気との温度差も影響

もう一つの原因が、屋根や外壁からの「雨漏り」や、「外気との温度差」による内部結露です。特に築年数が経過している住宅では、防水層の劣化や施工不良が原因で、雨水が建物内部へ侵入するケースがあります。侵入した水分が床下まで達すると、根太掛けなどの木材が長時間湿った状態となり、カビの温床となります。また、冬場に室内が暖かく、床下が冷えている場合には、冷たい空気との温度差で床材の裏側に結露が発生します。この現象も根太掛け周辺を湿らせ、カビ発生の原因になります。こうした内部からの水分供給は見逃されやすく、対策が遅れる原因にもなっています。

3. 放置するとどうなる?根太掛けのカビによる被害

根太掛けにカビが発生しても「床下だから見えないし問題ない」と思ってしまう方は少なくありません。しかし、それは大きな間違いです。根太掛けのカビは、放置すればするほど木材を内部から蝕み、建物全体に深刻な影響を及ぼす恐れがあります。ここでは、実際に起こりうる被害について詳しく解説します。

3-1. 木材の腐朽と構造材の強度低下

カビは、単なる表面汚れではなく、木材の繊維を分解してしまう「腐朽菌」と密接に関係しています。根太掛けにカビが生えるということは、その周辺に湿気が充満し、木材が腐りやすい環境にあるということです。時間が経つにつれて、木材は徐々に柔らかくなり、強度を失っていきます。根太掛けは床を支える重要な部材のため、ここが弱ると床全体の強度が低下し、歩いたときに軋む、沈む、歪むなどの異常が現れるようになります。最悪の場合、床が抜けるといった危険な状況に陥ることもあります。

3-2. シロアリ被害や床の沈み込みリスク

カビが発生しているということは、床下が高湿状態であるという証拠でもあります。湿った木材は、シロアリにとって絶好の餌場です。つまり、カビを放置すると、次にやってくるのはシロアリ被害というケースも少なくありません。シロアリは根太や土台、柱などの構造材を内部から食い荒らし、住宅全体の耐久性を著しく低下させます。また、根太掛けがシロアリや腐朽菌によって劣化すると、床の沈み込みや傾きといった深刻なトラブルに発展するリスクが高まります。このような問題は早期に対処すれば小さな修繕で済みますが、放置するほどに工事が大がかりになり、費用も時間もかさんでしまうのです。

4. 自分でできる根太掛けカビのチェックポイント

床下にある根太掛けのカビは目に見えづらいため、気づかないうちに進行しているケースが多くあります。しかし、普段の生活の中でも異変に気づけるポイントはいくつか存在します。ここでは、専門業者に依頼する前に自分で確認できる簡単なチェック方法をご紹介します。

4-1. においや床の軋み、カビ臭の確認方法

まず最初に気づきやすいのが「におい」です。カビが発生していると、特有のカビ臭が室内にも漂ってくることがあります。特に梅雨時期や雨上がりの翌日、玄関や床付近が「湿っぽくてカビ臭い」と感じたら、床下のカビを疑うサインです。また、床を歩いたときに軋む音がする、沈む感じがあるという場合も、根太掛けに問題がある可能性があります。こうした変化は、木材の劣化や湿気による膨張、さらには構造材の歪みが原因となっていることがあります。においや感触の変化を敏感に感じ取ることが、早期発見につながります。

4-2. 点検口からの目視と注意すべきサイン

多くの住宅には、床下にアクセスできる「点検口」が設けられています。この点検口を活用することで、専門的な機材がなくてもある程度の確認が可能です。懐中電灯を使って床下を照らし、根太掛け周辺に黒や白、緑色の斑点やシミがないかを観察しましょう。また、木材表面が粉をふいたようになっていたり、表面が毛羽立っているような状態もカビのサインです。さらに、水滴が残っている、地面が濡れている、通気口が塞がっているといった環境的な異常もチェック対象です。ただし、床下に入るのは危険を伴うため、無理に潜るのではなく、見える範囲での観察にとどめてください。

5. 根太掛けのカビ対策で重要な湿気コントロール

根太掛けにカビを発生させないための最も効果的な対策は、湿気のコントロールです。カビは湿気がある場所にしか発生しないため、床下の湿度を管理することで根本的な予防が可能になります。ここでは、実際に行える湿気対策の方法とそのポイントについて解説します。

5-1. 床下換気と防湿シートの活用方法

まず注目すべきなのが「換気」です。床下の空気が滞っていると、湿気がこもりやすくなり、カビが繁殖する環境が整ってしまいます。通気口がしっかり機能しているか確認し、草やゴミで塞がれていないか定期的に点検しましょう。通気口だけでは空気の流れが不十分な場合は、床下換気扇の設置も効果的です。

次に「防湿シート」の活用です。これは地面から上がってくる水蒸気を遮断するために地面に敷くシートで、防湿性の高い素材が使用されています。防湿シートを敷くだけでも地中からの湿気の上昇を大幅に抑えることができ、根太掛け周辺の湿度を安定させることにつながります。特に築年数の経った住宅や、もともと湿気がこもりやすい地域の家では、この処理が非常に効果を発揮します。

5-2. 根太掛け周辺の断熱と空気循環対策

根太掛けのカビ対策では、湿気を減らすだけでなく、「温度差による結露」を防ぐことも重要です。外気と室内の温度差が大きいと、根太掛け周辺に結露が発生し、木材が湿りやすくなります。これを防ぐために有効なのが、床下の断熱です。根太や根太掛けの周辺に断熱材を適切に施工することで、結露の発生を抑え、乾燥した状態を保つことができます。

さらに、床下の空気が停滞しないように、通気設計を見直したり、空気の流れを良くするための仕切り板(ガラリ板)などを設置することも効果的です。温度と湿度のバランスを整え、空気の循環を確保することで、カビの発生を未然に防ぐことが可能になります。

6. カビを除去する方法とプロによる施工内容

根太掛けにカビが発生してしまった場合、表面を拭いただけでは解決になりません。カビは木材の内部まで根を張っていることが多く、見えている部分を除去しても、しばらくすると再発する可能性が非常に高いのです。そこで重要になるのが、カビの性質を理解し、確実に除去・防止できる対処法を選ぶことです。ここでは、一般的な対応と専門業者によるプロの施工内容を比較しながらご紹介します。

6-1. 表面処理では不十分な理由

多くの方が、カビが発生すると「アルコールで拭く」「漂白剤をかける」といった表面的な処理を行います。しかしこれらは、一時的にカビの胞子を減らす効果はあるものの、根本的な解決にはなりません。なぜなら、木材の表層下に入り込んだカビの根(菌糸)は表面処理では届かないからです。さらに、漂白剤などを使うことで木材自体を傷めてしまうこともあり、逆に劣化を早めるリスクもあります。特に構造材である根太掛けに対しては、慎重かつ確実な対応が求められます。

6-2. 専門業者による除去・防カビ・再発防止策

根太掛けのカビを本格的に除去し、再発を防ぐには、専門業者による施工が最も確実です。プロが行う施工の大きな特徴は、「除去」と「予防」を同時に行う点にあります。まず、専用のカビ分解剤を使用し、木材表面に付着したカビを除去。次に、素材に合わせた安全な薬剤を使用し、木材の内部にまで浸透させてカビの根を分解・死滅させます。

さらに、MIST工法®のような特殊技術を活用することで、木材を傷めることなく、カビの再発を長期的に防ぐことが可能です。仕上げに防カビ剤を処理することで、床下の空間に浮遊するカビ胞子の定着も防ぎ、根太掛けを清潔で安全な状態に保ちます。このような処理は、自己対応では難しい精度と持続性を持っているため、住宅を長持ちさせたい方には非常に効果的な方法です。

7. カビの再発を防ぐメンテナンス方法

一度カビを除去しても、湿気や通気性の問題が解決されていなければ、根太掛けに再びカビが発生してしまうことがあります。再発を防ぐには、定期的なメンテナンスと環境管理が欠かせません。ここでは、カビを寄せつけないために行うべきメンテナンス方法と、プロが実施する予防処理の内容についてご紹介します。

7-1. 定期点検と湿度管理の重要性

カビ対策で最も効果的なのは、定期的な点検による早期発見です。床下の湿気は目に見えにくいため、年に1〜2回は専門業者による点検を受けることで、異常の兆候を見逃さずに済みます。点検では、床下の湿度や温度、通気口の状態、防湿シートの劣化状況などをチェックし、必要に応じて改善策を提案してもらえます。

また、湿度管理も再発防止において重要です。住宅内の相対湿度を60%以下に保つことが理想とされており、除湿機の導入や床下換気扇の活用などで調整できます。外気との温度差が原因の結露対策として、断熱材の適切な施工もメンテナンスの一環として検討すべきポイントです。

7-2. カビバスターズが行う予防処理の特徴

プロによる予防処理の中でも、カビバスターズの「MIST工法®」は高い効果と持続性を誇ります。除菌後に行う防カビ処理では、霧状の防カビ専用剤を根太掛けや床下全体に施工し、素材の内部にまで薬剤を浸透させます。この薬剤は人体や環境にやさしい成分でありながら、強力な抗菌力を持ち、長期間にわたってカビの再発を防止します。

また、MIST防カビ処理は、空気中に浮遊するカビ胞子にも効果を発揮し、床下空間全体を防護することができます。定期的な処理を行うことで、床下の空気環境を清潔に保ち、構造材を長持ちさせる効果も期待できます。単なる「対症療法」ではなく、継続的な「予防管理」として大切な役割を果たします。

カビ取り・カビ対策はカビバスターズ大阪にお任せください

根太掛けに発生するカビは、見た目には気づきにくいものの、建物の安全性と快適性を脅かす深刻な問題です。放置してしまえば、木材の腐朽や床の沈み込み、さらにはシロアリ被害などへとつながり、修繕費用や工期も膨らんでしまいます。そうなる前に、地域密着のプロフェッショナル「カビバスターズ大阪」にご相談ください。

カビバスターズ大阪では、独自開発のMIST工法®を用いて、根太掛けを含む床下のカビをこすらず・削らず・素材を傷めずに根こそぎ除去します。この工法は、カビの種類や木材の状態に応じて専用剤の濃度を調整し、素材に優しい処理を実現。木材の奥深くにまで薬剤が浸透し、カビの根を完全に分解・死滅させます。

さらに、施工後には防カビ処理を施し、長期間にわたって再発を防止。霧状の防カビ専用剤が木材表面だけでなく、床下の空間全体に行き渡るため、空気中のカビ胞子にも効果を発揮します。これにより、再びカビが発生しにくい健全な床下環境を実現できます。

使用する薬剤は、小さなお子様や高齢者がいる家庭でも安心して使用できる安全性が確認された成分で構成されており、保育園や医療施設などでも多数の実績があります。また、歴史的建造物などのデリケートな素材にも対応可能で、傷つけずにカビを除去する高度な技術を誇っています。

「床下がカビ臭い」「床が沈む」「シミが広がっている」――そんな違和感を感じたら、すでに根太掛けにカビが発生しているかもしれません。カビバスターズ大阪では、現地調査から除去、防カビ処理、再発防止まで一貫対応し、あなたの大切な住まいを守ります。

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年間3000件の実績がある我々カビバスターズはカビ取りのプロとして様々なカビの問題を解決してきました。カビは原因を追求し適切な処置をしないと必ず再発してしまいます。弊社独自の工法では素材を痛めず根こそぎカビ取りが可能です。カビでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。

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