昨今定番となりつつある基礎断熱の住宅の床下では、湿気が溜まりやすくカビが発生しやすい環境になっています。原因としては下記が挙げられます。
① 地下からの水分
② 木材の乾燥不足
③ 上棟時の水濡れの未乾燥
④ 構造合板など濡らしてしまった
などのように基礎断熱によるカビの発生が数多く報告されています。実際にカビバスターズ大阪でも問い合わせが多いのがこの床下のカビ問題です。
特に春の時期に完成した住宅では、コンクリート中の水分が出るのは夏の時期になります。したがって床下は高温多湿状態となりカビが発生しやすい環境となってしまいます。
一般的な新築の建物では基礎コンクリートの水分が抜けてから乾くまでおよそ2年から3年はかかるといわれております。また高気密高断熱構造により湿気はさらに篭りやすく、現代ではカビ問題が非常に多くなっております。
POINT「基礎断熱」とは?
『基礎断熱』は床下空間も室内空間のひとつと考え、基礎のコンクリート自体を断熱材で覆う施工法でとして北海道の住宅で試行・検証されたのがはじめでした。比較的新しい施工法と言われており、昭和50年代に寒冷地の汎用技術として確立した技術です。建物最下部の基礎に断熱材を設置し、基礎からの熱の出入りを防ぐことで床下の温熱環境をコントロールするので床下に断熱材を入れる『床断熱』に比べ機密性が高く暖かい住宅を作るのに最適です。
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